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豊後高田市の移住促進施策

CCF20160513_00000 12日の大分合同新聞夕刊1面に、豊後高田市の移住促進施策の記事が出ていました。 大分県内では、最も移住促進が進んでいる豊後高田市。 県外から移住してくる方の心配は、やはり人付き合いが一番ではないだろうか。 この記事にも書いてあるが、地方によってその地域独特の風習や行事があるため、近隣付き合いを考えると興味がないからと言って全く参加しないわけにもいかない。さらには、勝手に自分の庭の草刈りを始める人や、旅行で家を空けると監視しているかのように「どこいっちょったんかえ?」と聞かれるなど、静かに暮らそうと思って田舎暮らしを求めて移住してきても、実際は都会より田舎の方が地域活動は盛んなことが多い。 竹田市も移住促進に力を入れていて、移住決定するまでに2週間程度お試しで住んでみて、風景や風習などを実際に体験して移住を決定する仕組みがあります。 都会だろうが田舎だろうが、どこに住んでいても人は皆他人に囲まれて生きています。そこが心地よく感じるか否かは、この記事にあるように「移住者の捉え方」と、地元住民の「受け皿」のありようです。 空き家など住宅の斡旋や、移住者へのサポートなど地域住民側の受け皿づくりを整え、移住者が地域に合わせるばかりでなく移住者の意見にも耳を傾ければ、移住者と地域住民とのコラボで町に新たなイベントや風習が生まれる大きな可能性があります。そうなれば、次世代へ引き継ぐ新たな物語が生まれます。 そのためにも、空き家対策促進と移住促進が共同歩調で受け皿づくりをしていかなければなりません。そこには行政の限界を補う、「(NPO法人申請中)空き家サポートおおいた」のような民間のノウハウを利用したサービスの提供が必要となります。

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