
INFORMATION
- 2016年03月14日
林雅子建築を訪れて
女性建築家林雅子設計の「海のギャラリー」へ行ってきました。
左手はテラス右手は木々に囲まれた敷地に、コンクリートで翼を広げたようなファサードが目を引く建築です。
大きな特徴は、コンクリートの折半屋根。曇天だったため分かりにくいが、晴天時には折半の陰影が美しく、コチラ側からアプローチしても面白いと思う。
内部は、ローマのサント・シャペルを彷彿とさせる。
1階外周部からは光が入らず、吹抜けのガラス展示部分と、階段部分に2階から降りてくる光が差し込み、それが2階へと誘導していく。手摺の高さは低く、大人は掴めない。
外部にもそのまま表れている折半屋根の形状は内部にもそのまま生かされており、尚且つトップライト部分で構造的には一切つながっていない。
今から約50年前の1967年に完成している建築。1階には林雅子のギャラリースペースもあります。半世紀前に建てられたものとは思えないほど、今でもほとばしる建築のパワーに圧倒されてしまいます。
周辺には、海底館や四国最南端足摺岬などユニークなスポットもあります。
せっかくなので、(四国最南端)足摺岬から(四国最西端)三崎港まで行き、帰路に就きました。
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