• 2016年03月08日

復活！別府市公会堂

• Diary

 

 

 

　玄関ホールは当時のタイルが残され、その色がとても魅力的です。

私が写真を撮っていると、ある高齢の女性が「写真を撮ってもらえますか？」というので快くカメラを受け取ると、なんと何年ぶりだろう[写ルンです]を手渡されました。しかも、この玄関ホールのペンダント照明をバックに撮ってほしいとのこと。写ルンですのあまりの懐かしさと、ファインダーに映る女性の姿が、時を経て数々の思い出を振り返っているようなとても素敵な表情に、思わずグッときてしまいました。上手く写せていることを願います。

　大ホール。

バルコニー席のアーチ。

演者しか使えない、舞台袖にある控室へ続く階段。

研修室の中には、和室も一室ありました。

吉田鉄郎手描きの図面も展示され、自由に見ることが出来ます。

来月から利用できる施設ではあるものの、平日の１時間だけの一般公開というレアな見学会にせず、建築的価値や改修規模からも、もっと大々的に告知すべきとは思いますが、なんとか観ることが出来ました。

先着５０名にということで手土産として、解体された当時のスクラッチタイルを記念に頂きました。