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- 2016年04月18日
JIA九州建築塾
先日15日~一泊二日で、JIA主催による九州建築塾へ参加してきました。
地震の影響で参加出来なくなった塾生もいましたが、塾生14名、JIA会員&+A8名、大分県林産振興室2名、佐伯森林組合様、協力大工さん2名により無事最後まで行うことが出来ました。
予定では二泊三日の予定が突然の大地震により急遽一泊となりましたが、塾生全員の近親者の安全が確認されたため、16日は予定通り実施しました。
初日15日は、山へ入り木材の伐採現場を見学されてもらい、塾生の何人かは最後のくさび打ちにて倒木体験を行いました。
その後、佐伯森林組合様の全国的にも数少ない、木材の繊維方向なりに自動カットできる大型機械など、佐伯森林組合様の工場内を見学。
そして座学の後、設計者となっていよいよΦ120,L=4000の丸太を使って何を作るかを、3グループに分かれて試行錯誤します。
事前に資料が配布されていたにもかかわらず、予習して「私はこういうものを作りたい!」という情熱ある塾生がいなかったのは残念でしたが、どのグループも懇親会後の深夜まで頑張っていました。
16日は、いよいよ考えた案が実際に造れるのか。今度は施工者となって実際に手を動かして造形していきます。
私が担当したC班の割り箸模型。左右の支えは支保工で、組上がったら外します。さて、思い通り出来るか。
一応できたけど、バランスが悪い。。。ということで、材を3mから4mに変更して再チャレンジ!
思い通りのフォルムで、絶妙なバランスを保って完成したC班案。
施工者として完成の喜びを分かち合うことも貴重な体験となりました。
A班。
B班。
C班。
今回の建築塾で、私も多くのことを学ぶことが出来ました。
緊急時にもかかわらず参加した塾生の皆様、大変お疲れ様でした。
そして、企画運営JIA大分地域会の皆様、全面バックアップいただいた佐伯森林組合様、施工協力いただきました大工の皆様他この機会を作って頂いた関係者の皆様に感謝しております。この場をお借りして、御礼申し上げます。