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クリニック上棟

 今日は、大分市で工事進行中の内科循環器クリニックの上棟です。

 木造では壁量計算が一般的ですが、このクリニックは木造平屋でありながらも許容応力度設計[建物の長期的な固定荷重(建物の自重)・積載荷重(家具や人など)と短期の積雪荷重や台風時 または地震時に発生する水平荷重に、建物が倒壊・変形しないように力の流れをチェックし、使用する部材(柱・梁・接合金物)の許容応力度(強さ)を超えないように計算にて建物の構造設計を行う。]で構造計算をしています。部材一本一本の耐力はもちろん、金物やボルトの必要本数まで構造計算により算定し、数値化して安全を確認しています。

 今回一番大きな部材は、高さ390mmの集成材の梁です。一際力強く目立っています。

 現場監督が雨男らしいのですが、この現場ではコンクリート打設から上棟と、ポイントでの天候はいつも晴れに恵まれています。もう晴れ男です。

 今週末5月31日(日)には餅まきを行います。

 既に現場では大きな垂れ幕で餅まきの案内を掲示していますが、近隣の大型店舗も店内アナウンスで餅まきのご案内をしてくださるということで、たくさんのお客様がお餅を拾いに来てくれそうです。餅まきは賑やかにこしたことはありません。

 建築が徐々にその姿を現していく様子は、おなかの子供が徐々に顔の形がハッキリしてきて、誕生に向けてゆっくり成長していくような感じがします。

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