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36歳の始まり

 今日で私山﨑真司は、36歳となりました。

 30歳を超えてからというもの、誕生日を迎えるたびに、子供のころ思い描いていた自分の中の「大人」という将来像はこんなだったかと、自問自答を繰り返してきました。答えなどないだろうその問いに、少しでも納得できる歳の重ね方をしていこうと格闘する毎日です。

 今年の誕生日は、5歳になる娘から直筆のお手紙のプレゼントをいただきました。

 正直、これほど感動することはありません。

 まだまだ書くことが難しいと感じている子供が、私のことを想いながら一生懸命書いてくれたと思うと、こみあげてくるものがあります。

 年男36歳の一年が、笑って楽しく過ごせるよう、今まで以上に人にも建築にも真摯にコツコツと向き合っていきたいと思います。

 

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