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チャイナ・オン・ザ・パーク忠次館

設計者:柿沼守利

 ここ一年で見た建築で一番胸打たれた建築が、この佐賀県有田にある「チャイナ・オン・ザ・パーク忠次館」です。宮内庁御用達の深川製磁は 常に自社の歴史をテーマに 新しい試みチャレンジし続けている有田の窯元です。 初代は明治の生まれの深川忠次氏 当時有田焼きをパリ万博に持って行った方だそうです。

 アプローチ、1階のギャラリー、2階のカフェ、そのどれもが緊張感のある中にも居心地の良い空間が広がっています。2階のカフェには、大量のスパニッシュチェア(ボーエ・モーエンセン)が置かれています。圧巻です。更に出てくるケーキとコーヒーが最高に美味しいです。言葉を失うほどの感動がそこにはありました。近々また訪れたいと思っています。

 そして同時に、焼き物好きな私は深川製磁の魅力にも心を奪われました。手の届く範囲で一目惚れしたカップを購入。当事務所にお越しの際は、こちらのカップで飲み物提供いたします。ちなみに下記写真のコースターは、こちらも一目惚れした大分県作家の作品です。手しごとの美しさが光ります。画像 055画像 067IMG_2330IMG_2331

 

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