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折り紙建築教室

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 昨日は、中学校へ折り紙建築教室の講師に行ってきました。

 久しぶりの中学生です。小学生と違い、中学生はもう進路を決めていたり、将来の夢がハッキリしている年頃です。

 3年生にとっては、どの高校を受験するか決めかねている時期。選択肢の一つとして「建築」が視野に入ればと思い、普段はしませんが最初に少しだけ「建築家」と「建築士」の違い、「建築士はどんな仕事をするのか?」を話しました。

 最後に代表の生徒が、「建築士を知り工業高校も視野に入れてみようと思いました。」と言ってくれました。気を遣ってくれてありがとう(笑)嬉しかったです。

 設計者であれ、施工者であれ、行政であれ、一つの建築を創ることに関わったすべての人が「あの建物俺が創ったんだぜ!」と胸張って言えます。そこに関わった一人でもいないと、その建築は完成しないからです。

 私は学生時代に、黒川紀章設計の大銀ドーム(旧名:ビッグアイ)の基礎工事で、コンクリート打設前に溜まった雨水をバキュームカーで吸い込むというバイトをしたことがあります。数百人の現場員とともに朝礼に出て、ラジオ体操をして、ひたすら水をくみ出す。昼休みには、学校の校舎くらいある現場事務所で弁当を食べ、職人さんたちと言葉を交わす。巨大な歯車のほんのひとかけらでしかないけども、少しでも携わったということが誇りに思えます。

 職業を知らないと将来の選択肢には入りません。

 粘土や積み木のようにものづくりってやっぱおもしれー!って思うその純粋な気持ちは、大人になっても大切に持ち続けていきたい。

 人口減少社会の中、建築士の数が激減する時代はすぐそこまでやってきています。未来を担う中学生が、進路の選択肢に建築を選ぶきっかけとなればと毎回思います。